2005年03月26日

第1回『ワガハイはコロ助ナリ/潜地球で宝さがし!』その2

えー、昨日の続きでございます。

第2話『潜地球で宝さがし!』


第1回の後半になりますね。
えー、第1話ではだいたいのキャラ紹介、ということで、
本格的な発明品の活躍はこの話からになります。

で、のっけからキテレツ先生、でっかいモノを作っております。
これが今回の主役、『潜地球』。
まん丸な球形潜水艦の木製版、って形状をしております。
(画像使えないと不便ですなあ)
……キテレツって、
まあ奇天烈斎の発明理論を完璧に理解してるとこもすごいですが、
それ以上に発明を形にする工作能力が凄まじいですなあ。
木材で球状の物体なんてよく作りますわ。

キテレツの作る道具のいいところは、
その辺に転がってるものででっち上げられてる適当さですね。
デザインよりも機能重視という男らしいとこもステキ。

で、大汗かきながら潜地球と格闘するキテレツの家に、
みよちゃんとトンガリがお花見に誘いにくるわけですが、
(『キテレツ大百科』は、放映時期と話中の季節がシンクロしております。
 ちなみに、この第1回は3月27日の放映)
「今忙しいから後で追いかける」とすげなく断るキテレツ先生。
さすがです。発明の鬼。
大事なガールフレンドがトンガリごときと二人きりだというのに!

いらぬ心配のせいで手に汗握る視聴者をよそに、
キテレツはとっつかまえたコロ助に、完成した潜地球の機能を得意げに演説。
「この潜地球は、地面に潜って自由自在に移動できるんだ」
「空は落っこちるし水中は沈む。でも地中ならその心配ないだろう!」

……埋まったらどうすんですかキテレツ先生。

さすがにコロ助級の脳味噌でもこのくらいの突っ込みはできたらしく、
彼は演説ぶってる間にさっさと逃亡。
この辺は慣れたもんです。いいコンビだ。

しゃーないのでひとり潜地球に乗り込み、
出発するキテレツ。目指すは桜の咲き誇る城山公園でございます。

そのころ、城山公園に登っていったみよちゃんとトンガリは、
「立入禁止」の看板を立てた怪しげな男に追い返されます。
逃げ帰った二人からことの次第を聞いたのがブタゴリラ。
自分のシマを荒らされたブタゴリラさんは当然激怒。
「そんな曲がったキュウリみたいなことが許せるか!」

出た。『キテレツ大百科』全編を貫く彼のアイデンティティ。
ちなみに、まだトンガリには突っ込みの任務が与えられておりません。

「でも、危ないよ」
と心配する二人に、ブタゴリラ先生は
「俺の地引き網に、不可能という魚はいない!」
と啖呵を切って城山に向かいます。いろいろと心配になる言動です。

んで、まああっさり怪しげな男たちに捕まって縛り上げられる薫君。
城山に眠ると言われている財宝を掘り出すために、
あたり一帯を勝手に立入禁止にしてたわけ、
と聞かれもしないのにべらべらしゃべるリーダーのグラサン。
……君たちいろいろ大丈夫か? 

当然ながら、
ブタゴリラが捕まったと言うことで大騒ぎなみよちゃんたち。
そこに通りかかったコロ助がキテレツを呼び出し、
キテレツ先生は潜地球でみんなの所へ急行します。
ここで勘のいい視聴者のゴーストは「来る!」と囁くはず。
なにしろ、
「地下から現れる潜望鏡」+「スカートはいた女の子」
という黄金律。これがそろったなら、当然次のカットはアレ。
で、期待を裏切らずに、画面全体にスパークするみよちゃんのパンチラ。
藤子漫画の王道です。

このあと、いくら脳味噌が足りない大人が相手だとはいえ、
実戦兵器である魚雷を使用してブタゴリラ救出に成功する武闘派なキテレツ。
このころの彼は、わりと兵器使用にも寛容です。ステキ。

ま、話としてはここで終わっております。
あとは、キテレツが「財宝を探してみるよ!」
と主人公らしく潜地球で城山の地下を飛び回り、
出てきてみれば刀やら鎧やらがびっちり潜地球にへばりついてました、
という落ち。
いいなあ潜地球。発掘作業とかなんぼか楽になりそうだ。

……とまあ、第2話は「発明品を使って冒険もします!」という、
そんな宣言をかねたお話でしたねえ。
しかし、早くも輝きを見せつつあるブタゴリラのボケが素晴らしい。
あとは、この時点でキテレツはいきなり、
「すげえ発明はするけど、主人公としてはいまひとつ弱い」
という欠点を抱えているなあという印象。
「まじめだけど面白みがない」
という出来杉のような優等生キャラに陥っていき、
ブタゴリラとコロ助のコンビに完全に食われる中盤以降を暗示してますね。

さて、次回は第2回分の2話ですね。
posted by ツネヒサ at 02:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キテレツ大百科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月25日

第1回『ワガハイはコロ助ナリ/潜地球で宝さがし!』その1

えー、実験的に『キテレツ大百科』のレビューを始めてみようかと思います。
きっかけはこのあたりをお読みいただけると。

さて、最初期の『キテレツ』は『ドラえもん』と同様、
30分で2話放映というスタイルをとっておりました。
すぐに30分1本が主流になりましたが、
放映回数は331回、エピソードは348話というズレが生じています。
もっとも、本放映開始前には、
90分スペシャルとしてエピソードが6本放映されてますので、
全体としてはさらに増えます。
(この特番で好視聴率を叩き出したのでレギュラー化、というわけ)

では早速、第1話からいってみましょう。
基本的に、ブタゴリラこと熊田薫の名言を中心にいきますので、
詳細なあらすじ紹介は期待なさらぬよう……あしからず。

第1話『ワガハイはコロ助ナリ』

記念すべきテレビ放映第1話ですが、
キテレツ(木手英一)がパパから先祖伝来の奇天烈大百科を譲られ、
それを元にコロ助を生み出すという「本来の第1話」は、
90分特番で放映済みだったりします。
そのせいか、この第1話では、
キャラクターの説明は字幕の名前紹介だけ。
まあ、典型的な藤子F的キャラ配置なので、
人物関係なんか説明するまでもないんでしょうけども。

さて、昼寝の最中、夢に現れたご先祖の奇天烈斎(奇天烈大百科書いたヒト)に、
「(奇天烈大百科の)読みが浅い!」としかられるキテレツ、
というシーンから話は始まります。

で、キテレツがママに叩き起こされ買い物に行かされている隙に、
(このあたりの構図は、藤子作品永遠の風物詩。)
ここで登場するのがコロ助。でました。
「ワガハイにもキテレツ大百科を使う権利があるナリ」と、
のっけからやらかしそうな雰囲気を漂わせると、
次のシーンでは見事に失火未遂。期待を裏切りません。さすがだよ。

コロ助のやらかしに怒り心頭なママに、
さらに買い物ミッションに失敗したキテレツが火に油を注ぎ、
(「炭酸の入ってないジュース4本に、卵1パック」のはずが
  →買ってきたのが「単三電池1パック」というビッグ・ジョークが炸裂)
奇天烈大百科がいきなり没収されます。
んー。すばらしい。つかみとしては見事なまでに定石を踏んだピンチ。

まあ、当然ながらキテレツとコロ助はこれが原因で大喧嘩。
キテレツに
「お前は武士は武士でもカツオブシだ!」
というあまりにステキな罵声を浴びて、
コロ助は風呂敷をしょって家出していきます。
(ああ、これも藤子作品には欠かせない風物詩。
 ちなみに、『キテレツ大百科』ではメインキャラほぼ全員が家出を経験。
 すさんだ青春を小学生時代から送っております。)
         
どうせすぐ帰ってくるさ、とタカをくくっていたキテレツですが、
ここで初登場のみよちゃんにコロ助の様子を聞かされて、
こけつまろびつ家を飛び出してコロ助を探しに行きます。

んで、そのコロ助はといえば、
持ち出した貯金箱の中身を数えているところにやってきた、
我らが主人公、ブタゴリラによってその金をすべて強奪されます。
すげえ、もうのっけから容赦がありません。
ジャイアンですら滅多にやらかさない現金強奪ですよ。
(まあ、彼は「この道は今から俺の物。通行料払え」とかやるんですけど)
まあ、もちろんタダという訳じゃない、
というヒトの良さを見せつけるブタゴリラ。
売れ残った大根をコロ助に投げつけて、配達用のチャリで颯爽と退場。
うわあ。

コロ助から強奪した金で、
これまたここで初登場のトンガリとアイスを食うブタゴリラ。
コロ助を探しにやってきたキテレツと、
「あれ? 大根買って帰らなかったか?」
「また残り物の野菜を売りつけたな」
という会話。
どうやら金品強奪は日常茶飯事の模様。
やばい、この時点でジャイアンと同格。

とまあ、こんな紆余曲折を経て、
キテレツとみよちゃんは、途方に暮れて橋の欄干に座ってるコロ助を発見。
(みよちゃん、いい娘ですホント)
「早まるな!」
「うわ! 落ちる落ちる!」
という定番のボケをかました後、ようやく感動の再会を果たすわけです。

「奇天烈斎様の言った、一番大切なことが何かわかったよ。
 それはコロ助だって、奇天烈斎様は言いたかったんだ」

涙ながらに述懐するキテレツくん。
で、翌朝キテレツが、コロ助が作ろうとした道具を作ってあげる、
というシーンで一件落着でございます。
……えーと、キテレツが作ってあげたのはおねしょ防止用の薬なんですが、
それならばコロ助本体の漏水を直してあげた方がいいんじゃ……。

ここで第1話、つまり第1回の半ばが終了でございます。

たった15分の話に、なんでこんな長文書いてんだろう。
まあ、「キテレツとコロ助の絆」を視聴者に印象づけるという目的は、
短い時間でうまく果たしてるなあ、というところです。
多くの視聴者が期待していたであろう、
「第2の『ドラえもん』」としての作品づくりを、
製作者側が強く意識しているのを感じますね、このころは。
原作ではあまり一定していなかったレギュラーキャラを、
ひとまずドラえもんと同じ人数、配置に整えているところからも、
その意識を伺い知ることができます。まあ、当たり前の戦略ですね。
これがやがて、独自路線を歩き始め、作品の質もどんどん向上していくわけです。

それにしても、内容全然覚えてませんでしたね、さすがに。
もう、放映されてからちょうど17年前ですか……。

第2話「潜地球で宝さがし」は、また明日ということで。
posted by ツネヒサ at 04:12| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キテレツ大百科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月17日

ねえねえ、世間のウワサでは

花粉のおかげで脳が天地創造ビッグバンですよ、ホントに。

とりあえず、キテレツのDVD、2巻まで見たんですが。
いやー、なんかやっぱ記憶とだいぶ違ってましたわよ。

たとえば……。

■キテレツ
 【番組後期のキャラ】
 便利な道具を発明する秀才。
 チームの頭脳として精神的リーダー役

 【番組最初期】
 便利な道具は作るが、ものすごい勢いでトラブルメーカー。

■コロ助
 【番組後期のキャラ】
 キテレツの作ったカラクリ人形。
 ブタゴリラとともにチームのトラブルメーカー。
 まずコロ助が騒ぎを起こさないと話が始まらない。

 【番組最初期】 
 キテレツの行動をいさめるまともな助手。
 ブタゴリラにいろいろ虐められる。
  でも、事件を起こすのはキテレツの方だったりする。

■ブタゴリラ
 【番組後期のキャラ】
 ガキ大将。チームのリーダー。
 暴走気味のトラブルメーカーだけど、意外に責任感強し。
 行動力があるので、みんなを引っ張る。

 【番組最初期】
 ガチでガキ大将、コロ助とキテレツを容赦なく虐めまくり。

■みよちゃん
 【番組後期のキャラ】
 紅一点。美人で頭も良く、気も強い。実は一番の実力者。
 気配りもできるし、キテレツを信頼してる。

 【番組最初期】
 彼女はあんまり変わってないです。
 強いて言えば、ふつーにキテレツと仲のいい女の子、ってかんじ。
  
■トンガリ
 【番組後期のキャラ】
 超絶マザコン。ブタゴリラにたかられる役。
 でもじつは一番の常識人。
 ブタゴリラに鍛えられたせいか、妙に行動力もある。

 【番組最初期】
 ブタゴリラの腰巾着で、じつは結構どうでもいい役。
 マザコン属性無し。
 最初は声も男っぽい(笑。


んー、8年もやるとキャラクターも成長しますなあ。
というか、チームってナンだ。
変わっていく彼らを追っかけていきましょうかね。
男キャラが全員が彼女持ちという、希有な藤子アニメでもありますし。 

posted by ツネヒサ at 03:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キテレツ大百科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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