2010年07月15日

冷蔵庫は空っぽの方がいい

宮崎御大が雑誌上においてiPadに関してカウンター発言をかまし、
それにガジェット好きの方々が反発しちゃったりしてる昨今。
まあ時代を画しちゃうかもしれない新しいモノに万能感を覚え、
それでもってその有頂天の中の幸福に浸っている人にとっては、
まあ「余計なお世話じゃ」ってことなんでしょうけども。
いつの時代も繰り返されることですが、
まあ結局新しいモノなんて生まれた瞬間に古くなってくんですけどね。

とはいえ、傾聴に値する言葉だと俺は思います。
安宅船の下りなんかはとくに共鳴しましたしね。
想像せよ、妄想せよ諸君、ということなんだと思うんですよ。
あの尊敬すべき大監督が言ってるからそうすべきなんだ!
とかそういうことではなく、
実際に自分で見て、感じて、記憶に刻み込むと言うことがどれだけ大事かという経験が有れば、誰しも一理あると思うでしょうし、俺なんかはいろんな意味で大いにうなずく部分があった訳です。
たとえば、関ヶ原にはじめて行って、「ああ、世の中の関ヶ原の合戦について書いてる奴の半分以上は、実際に関ヶ原に来て風景を見てねえし、てめえの足で山の中を歩き回ってもいねえな」と実感できましたし。

俺はiPhoneを使ってはいますが、正直iPadはどうでもいい。
会社の同僚のものをいじくらせてもらったけどまったく魅力を覚えないし、
買ったところで三日で飽きて放り出す自分が見えている。
だってまだ全然オモチャなんだもの。

このあたりのことはなんかきちんと書きたいなあと思うんですが、
まあ、アレです。
自分の五感と想像力妄想力観察力が合わさって初めて、
「モノ」が作れるってことを、
世の中のクリエイター志望諸氏には今一度思い起こしていただきたい。
俺はiPadにうれしそうに「使われてる」作家なんぞいないと信じてますが。
その希望はとてつもなくはかないと言うことも何となく知っています。

あ、そうだ。タイトル。
これは、藤子・F・不二雄先生がおっしゃってたことです。
「たくさんモノを詰め込んである冷蔵庫よりも、空っぽの冷蔵庫の方がいい」
いろんな美味しそうなものが詰まっている冷蔵庫よりも、なにもない方がむしろさまざまな想像力をかき立ててくれる。知識という引き出しを多く作ることよりも、自分の中にないものを探し求めることが創造の原動力になるんではないか、ということを書いておられたと思います。あいにくいま手元の資料を探せる環境にないので(というか家にいない)、正確な引用にはなってないんですけど。
これって、宮崎御大の発言と根っこは同じだと思うんですよね。


ということで、書き散らかしたまんま仕事に戻ります。
今週もあと二日だー。
posted by ツネヒサ at 02:59| 東京 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

東北大陸へ

これを初めて見たとき、ああ、なんてきれいな場所が日本にはあるんだろう、と思った。
山に囲まれた信州にいながらそう思ったのは、たぶんに未知の土地へのあこがれというものもあった気がするけれど、この頃のJRグループが作っていた魔力的なCMのせいもあるんだろう。
音楽アレンジは菅野よう子。アレンジさせても日本屈指の才能なのはこれを見ればよくわかる。



こののち、大学に進んだボクは、イーハトーヴや遠野、秋田や福島に通い詰めることになるのであった。なんてわかりやすい。
posted by ツネヒサ at 03:07| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

2112年まで、あと102年。

そうさ、もうキミが生まれるまで、あと一世紀と少しなのさ。
だからまあ、俺は確実にキミには会えやしないんだけど、俺の孫の孫あたりが、ふっとした拍子でキミに子守してもらえるかもしれんよね。
そのときは、ぜひとも我が家に顔を見せていただきたい。机の引き出しは……少しは掃除しておかないとな。

『ドラえもん』に出会ったのは、アニメが先だったのか、てんコミ第1巻が先だったのか。
いまはしかとした記憶もなく、ただ、気がつけば毎日夜6時50分から放送されていたドラえもんを、OPをでかい声で歌いながら見ていたこととか、なかなか買ってもらえないドラえもんの単行本を買ってもらうべく仮病を使ってみたりとか、そんな場面がフラッシュバックするだけ。
引っ越しばかりしていた俺にとって、幼なじみと言えるのはドラえもんだけだったかもしれない。数少ない単行本を一心不乱に読みふけりすぎて、親に取り上げられたこともあったなあ……。

ということで、ドラえもん。もう三十年のつきあいになります。
今年も無事に映画が公開され、金曜7時からのレギュラー放送をほとんど見なくなってしまった不義理な俺も、なんとか日劇での初日初回に馳せ参じることが出来ました。
いまだに跋扈する大山ドラ原理主義者にウンザリし、結局はわさびドラすらきちんと見なくなってしまった己のふがいなさを、毎年毎年見つめ直すいい機会です。いや、そんなに大げさでもないか。あはは。

水田わさびと大原めぐみのドラのびコンビ、やっぱり最高です。
もちろん大山小原のコンビもね。でも、やっぱりドラのびは「つねに全力で右往左往」していて欲しいのですよ。後期から晩期にかけての大山ドラは、あの「ふーふーふー」という微笑みに象徴されるような、全力全開で保護者になってしまっていて、個人的にはどうにも違和感が強かった。
わさドラには、その違和感をぶち破るだけの破壊力があって、放送初回からものすっごく魅力を感じたんですわ。まあ、同年代の人間にそう言ったら、「なにこの裏切り者」みたいなツラされましたけどね。

えー、『ドラえもん のび太の人魚大海戦』。
実は初見は日劇ではなく、6年ぶりに復活した「大人だけのドラえもんオールナイト」に、これまた6年ぶりに参加して一足先に観てしまいました。
往事の熱気には及ばないものの、さすがに徹夜でドラ映画を観ようという同好の士というか物好きの集まりというか、そんな連中がわっさわっさと劇場に集ってくる様は、ちょっとグッとくるものがありました。
初めてオールナイトに参加してからもう15年も経つんですけどね、あの時の「なんだ、なんでこんなにドラ好きがいるんだよ! すげえよ! ここにいる全員と話してみてえ!」っていう暑苦しい感動を思い出しましたよ。今回参加されてた皆様方。あんたら最高。ドラ好きに悪い奴はそんなにいない。また来年も逢おうぜ、いやホント。

いや、だから映画の話をしよう。
以下には十分すぎるほどのネタバレを含むかもしれないので、未見の方はスクロールを止めることをお勧めする。
あ。でも、まっとうな映画の感想文がお読みになりたいかたは他のサイトをご訪問なさったほうがいいやもしれません。ここでは感想文というよりは、印象をだらだらと書き殴ることが多いので。

今回の白眉はヒロインのソフィア。
あとは、やっぱり要所で炸裂するドラのびコンビのオーバーアクションと、ジャイスネコンビのグッドなザ・漫才ぶり、そしてこれでもかこれでもかと唸りを上げる金子節大炸裂のしずちゃんドラミの可愛らしさ。最高。アニメを観るって愉しみを今回も味わえました。
しずちゃんがゲストヒロインときちんと交流し、それが物語のひとつのキーになってるあたりは、オリジナル脚本であってもきっちり「Fツボ」を押さえりゃいい作品になるんだなと実感。
残念ながら「新・のび太の宇宙開拓史」ではその思惑が一部で空回りしちゃっていて、ドラマの焦点がちとぼやけ過ぎちゃったわけですが、それでものび太とロップルのマブダチっぷりはすごく良かった。劇場版が新シリーズに突入してから、ゲストキャラに不満を持ったことは一度もないんですわ、実際。声優の起用基準には文句が大いにありますが(わはは。でも声優至上主義者ではないです、念のため)、この5年間はその部分に於いてはワタクシとても幸せ。
で。今回も、ソフィアというお姫様キャラが、ペコもといクンタック王子と同様「名君の資質」を持った人物であるとそこかしこで描かれていて好感が持てたし、年相応の明朗快活さと、その未来に確実に背負わされる責務からくる不相応な大人っぽさを併せ持った、ひとりの少女としても素晴らしく魅力的に描かれていたと思います。
まあ、おばあさまに対しては「そこで全権委譲ですか!? 最後までなんちゅうスパルタ」とか「やっぱりアナタだけ舞台が宝塚市のほうに!」とか、ちょっといろいろ思うところがありましたが、このあたりはまあ個人の問題ですな。
あとは、ソフィアとのび太の見せ場が、人魚の剣が顕現するよりも前にあったら自分史上最高のシチュエーションだったなあ。いや、もちろんタダのワガママです! でもね、やはりああいうシーンをぐわっとやるならば、たとえば「のび太を逃がすために、敵中に突撃する美夜子さん」とか、「自分を撃たないのび太を撃ってしまうリルル」とか、「猛火のなか、ペコのあとを独り追うジャイアン」とか、もうそのレベルにまで持って行って欲しかったんですよ。ソフィアというヒロインが良かったぶん、欲求も上昇でございます。
あ、あとは、美夜子さんの「元気出た!」猫パンチクラスの、のび太とヒロインのグッとくるシーンも欲しかった。これはものすごく。だって、ヒーローのご褒美だもんね、やっぱり。
……えー、これ以上ここに妄想を書き連ねるのはなんなので、秘密のノートにこっそり書いて自己満足しておきます。

いい加減とりとめもなさ過ぎるので、まとめ。
ハウス名作劇場で俺の心をいろいろがっちりキャッチしてくれた楠葉監督は、その堅実な手腕で観客を深海まで引きずり込んで、手堅く物語をまとめ上げて我々に見せてくれました。
できれば、そうできれば! もう少しだけ冒険していただいても良かったかもしれない。そう思います。でも、深海を泳ぐ人魚たちの物語は、とても良かった。心からの讃辞、そして謝辞を送らせていただきます。これからも、バリバリとわさドラを引っ張っていってください。

……で。
来年はアレですね、『のび太と鉄人兵団』ですね……。
ドラ映画ベスト3に必ず入るであろうあの大傑作を監督するのは、おまけ映像製作者の法則で行くなら寺本女史(いや、もちろんこちらの勝手な推測予測思いこみ妄念です、念のため)。
『のび太の魔界大冒険』リメイクに続いて、まあなんちゅうプレッシャーのかかる仕事をと思いますが、俺は期待しています。同学年の女性がドラえもんを監督する、ってことだけでももうね、なんか感動するんですけどね。ははは。
先にも書きましたが、『新魔界大冒険』の美夜子さんは最高でした。リルルも、きっとまた新しい姿を見せてくれるはず。あとザンダクロスも。……デザインどうなるんだろ。あれか、Ver.カ○キか?

ナンの目論みもなくただだらだらと書き付けて参りましたが、ともかくドラえもんファンでわさドラも全然問題なくて、子供たちの素直なリアクションを愉しみたいという方であれば、ぜひ劇場まで。

ということで、藤子・F・不二雄全集を収めるために買ってしまった本棚の代金を稼ぐべく、お仕事にもどりますよお。
いやあ、完成品の本棚って、頑丈で素晴らしいけど、重いですな……。
posted by ツネヒサ at 02:37| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

21世紀の恋人

さて、ヱヴァの感想も超時空七夕ソニックの感想も書かずに何をしているかといえば、すんません『fallout3』やってます!
ドラクエじゃないだけいいよね? だめですか?
すみません。

で、戸田恵子の『コスモスに君と』なんかを聴いてぼんやりベランダから見える夜景を眺めてると、自然に視界がぼやけてきたりする繊細な三十代であるわたくしですが、まあアニメのベストEDの一つといえば『21エモン』の初代ED、『21世紀の恋人』(谷村有美)ではなかろうかと。



名曲……。
38話のラストシーン(チーフディレクターである原恵一のコンテ大炸裂の回です。スカンレーさん格好良すぎッス)で、冬馬由美のナレーションと一緒にこの曲が流れている場面は、僕にとっても五指に入る名シーンなんですよね。
あれがあるからいまも頑張れているというか。
ラストの「おかえり、エモンくんっ!」って台詞はいまも鮮明に思い出せますね。
『モジャ公』の数エピソードをミックスしたシリーズ構成もあり、SFアニメとしても屈指の作品ですが、パッケージ化はされてないんですよね。一発DVDボックス頼むぜ!

といういことで、相変わらず唐突なまま今夜も〆。
お休みなさい。
posted by ツネヒサ at 02:25| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

Gabriela Robin

超時空七夕ソニック、いって参りました。
時間もないので手短に感想を。

・Steave Conteはやっぱ抜群
・坂本真綾のアカペラにしびれた
・ワルシャワ交響楽団やっぱ半端ねえ
・Origaも山根麻以も生歌聞けるのは至福なんだと再認させてくれる。

後日セットリスト含めてしっかり書きたいなあと思いますが。

しかしですねえ。
「アノ人もくる」なんてシークレットゲストが匂わされてまして、
まあこりゃひょっとしたら来るかもなあと思っていたら。

ラストのラストでまさかのGabriela Robinが登場ですよ。

もうあの数分間だけでも行った意味がありました。

本当にありがとう。
出演者、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
本当に、ありがとう。
posted by ツネヒサ at 01:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

破。ヱヴァンゲリヲンの真なる福音。

すんません。
space bio chargeのトコ書きかけで超仕事スパイラルに突入しておりました。やっとこ脱出して、今日は仕事をさぼって観て参りました。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を。

今週末にまた観にいって、それから感想を書こうと思いますが。
ただ一言いうなれば。

大傑作。

俺の観たかったエヴァは、このヱヴァだったんだと、
十数年を経てようやく認識しました。

庵野秀明によって、今度はなんつうか、
生きる希望をもらったと言っても過言ではない、
そうおもっちょります。
いや、いまだって希望十分で生きてますけどね。ははは。

「序」のラスト、ヤシマ作戦のところで、
もう今回のシリーズは超前のめりに、
俺たちは生きていくんだぜゴルァ!
というモニョモニョしたものがダダ漏れてはいたんですが。
今回は堤防決壊でなだれ込んできてます。

ぜひ、ほんとにこれは観ていただきたい。
公開初日でもないのに上映終了してから拍手起きたよ。
このクソむさ苦しいくらいに熱い観客の一体感て、
やっぱエヴァであり、ヱヴァのもんだよね、うん。

さー、また明日から仕事だ。
頑張ろう。

posted by ツネヒサ at 00:47| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

夕陽を背に受けて帰っておいで

出ます。
もっとも待ち望んでいたといっても良い本が。
藤子・F・不二雄全集。
公式サイトは以下。
ついに詳細な情報が掲載されはじめました。
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/index.html

これはほんとにヤバい。
ヤバいくらいにすごい。
小学館お得意の言葉狩りは今回もたぶん炸裂するでしょうが、それはもうあきらめた。
とにかく、最後まで突っ走って欲しい。
第1期33冊に収録される作品はスタンダードな代表作ばかり。
ジャングル黒ベエ復活とかどんな奇跡だよ!
チンプイもTPぼんも第2期以降かよ!
とか、一人で興奮してます。収まりません。
国際オバケ連合の話はちゃんと収録されるのかなあ……。

藤子・F・不二雄先生の作品が我が血肉といっても過言ではない僕ですが、とりあえずこのために本棚をひとつ新調するつもり。棺桶にも入れて欲しいわほんとに。
もう、二度とこんな本は作れん!というくらいに、小学館の維持とプライドを全部ぶっつけて欲しいです。全部受け止めてやる!
posted by ツネヒサ at 02:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

うねる、うねる

渡辺等のベースはすごいなあ、といつも思う。
なにしろ聴いて一発でわかる。
ほかにそういうベーシストといったら、バカボン鈴木のすこーんとしためっちゃ格好いいプレイくらいなもんで、渡辺等のベースはなんというか、「うねる」感じ。
この二人は自分の中では別格です。
まあ、なぜか好きなミュージシャンのサポートに、この二人がよく入っているってことなんですけどねー。そりゃ、たくさん聴いていればいやでも特徴覚えますわな。わはは。
でも、たとえば坂本真綾の『マメシバ』のサビからアウトロにかけて、ほんとにどこまでも果てしなくうねって去っていく渡辺氏のベースラインは、もう死ぬほど格好いい。
新居昭乃『ソラノスフィア』でも披露してます。
今度の遊佐未森の新譜『銀河手帖』にはサウンドプロデューサーとして参加してるみたいだし、その辺もすっげえ楽しみですなー。

銀河手帖.jpg
遊佐未森『銀河手帖』 6/3out ヤマハミュージックコミュニケーションズ

渡辺等氏のサイトはこちら
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2009年05月13日

空、その向こう

新居昭乃の4年ぶりのオリジナルアルバム『ソラノスフィア』が発売……されているのをすっかり忘れてたよ! といいうことであわてて買い求め、聴いてます。

sora no sphere.jpg
新居昭乃『ソラノスフィア』 flying DOG

相変わらず、唯一無二、です。
ウィスパーボイスに近い、風に吹き消されそうな、それでいて明晰なその美しい声は、人間の声そのものも楽器であることをあらためて思い起こさせる力がある。素敵です。
新居昭乃という人を知ったのは、やっぱりこれもラジオで、文化放送でやってた『ぼくの地球を守って』のラジオ番組。新居昭乃が、ラジオドラマの主題歌を歌ってたんですな。『三日月の寝台』だったかな?
OVAの方は、菅野よう子作曲でSEIKAが歌う、アニメ主題歌中のマスターピースのひとつ、『時の記憶』が主題歌でしたが、新居昭乃も結構な数のイメージソングを歌っていて、別段『ぼく地球』が好きだった訳じゃないんですが、音楽はとにかくどれも印象に残って。
あの頃は、アニラジがだんだん週末深夜のおなじみとして流行りだしていたんですが、同時期の番組のなかでも、とにかくこの番組で流れる音楽は抜群でした。
それに、菅野よう子がアニメがらみの仕事を本格的にはじめたのもこのあたりであるので、僕の年代だとこのあたりがきっかけでファンになった人間も多い気がしますなあ。まあ、僕の場合は光栄の『信長の野望』なんかの一連のゲームで既に菅野よう子にノックアウトされてたんですが。

で、『ぼくの地球を守って』のラジオ放送が93年。すでに16年……気が遠くなりますね。受験生のくせに、要らん知識だけは蓄えていたんだねえ、とか、いやいや要らんことあるかアホウ、とか、いまの自分の半分しか生きていないあのガキンチョにもう一度会ってみたいですね。たぶんろくな会話にはならないでしょうけどね。ははは。

1993年。2009年。
その間にまあいろいろあり、いまこうしてPCにデータを放り込んで深夜に新譜を聴いている。
悪くはない、どころじゃなくて、新居昭乃の曲を聴けるこの幸福。
最高です。うん。最高。
posted by ツネヒサ at 02:17| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

キミの声が聞こえるように

日曜も仕事だった。以上日記終了。

ということで、まあこのブログのネタの半分くらいはなぜか音楽がらみのネタが多いです。べつだん音楽評論家を気取ってるわけでもないのですが、キホン的に素人が痛々しいこと語ってるなあというスタンスでお読みいただければ幸い。

で。こないだ篠原美也子の「ひとり」を聴いて、はてどこではじめて聴いたんだっけと記憶を探ったら、たぶんあれ、ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンで流れてたんだと思い当たる。
聴いたのは春の中間テストの勉強中だったか、そのあたりですな。なにしろあの歌詞なので、まあなんちゅう重い曲をかけてくれやがるんだと思ったもんですが、三十代になって聴いたらほんとに沁みて困るわけ。わはは。
でも、よくよく考えたらいま家にあるCDの幾割かは、ラジオの深夜放送で聴いて気になったミュージシャンのものなんですな。テレビの音楽番組で、っていうのはほとんど無いわけ。もうこの頃からメジャー路線に背を向けてたわけですな。
しかしまあ、地方の高校生のつねというか、速報性の高いメディアといえばテレビとラジオというころに育ち、「テレビは一人一台」なんて夢じゃんね?という家庭であれば、まあ勉強のお供は深夜ラジオでございまして、連日よく聴いていたなあと。
JFN系の夜7時からやっていた1時間のリクエスト番組はエアチェックしまくってたし、NHK-FMの夜9時からの帯番組と22:45からの『青春アドベンチャー』は、それこそあの頃の人生の一部を形作ってるわけで、まさしく十代後半から二十代前半までは、人生のラジオデイズと呼ぶにふさわしい頃だった気がします。
たとえば、大江千里が名曲「秋唄」で
秋よ秋の秋みだれし日
冷たいコーヒー鼻にしみて
テストの時期にかぎっていつも
夜明けまでラジオをきいてます

と歌っておりますが、これなんかは個人的経験にドンピシャなのでもう辛抱たまらんですね。まあ、さすがに夜明けまで勉強はしてませんでしたが。一夜漬け以外の時は。ははは。

ラジオのことについて語り出すと、それはある意味人生の半分以上を掘り起こす作業になるんだよなあ、とぼんやり考えながら、今日は〆。
posted by ツネヒサ at 02:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月08日

じつは一番よく見ているテレビ番組、かもしれない。

ここ最近、昔ほどにはテレビを見なくなって、
でも昔だったら絶対に見なかった番組を見るようになりましたな。
それは、真夜中、いや朝方に流れているフィラー。
番組ではないですね。
穴埋め用のイメージ映像といいますか。
テレビ朝日なんかは数年前までは、
日曜深夜に放送が終了すると、
六本木あたりのお天気カメラの映像をダラーっと流したりしておりまして、それをこちらもダラーっと見ているというなんとも心地の良い時間を過ごしておりました。
フジテレビは夜のお台場の風景に尾崎豊の「I Love You」を乗せて流してたり(これがまたドンピシャに曲にあった映像で)。

でも、一番好きだったのはこれかなあ。



以前このブログでも書いた気がしますが。
この傑作カバーに、東京の日常が淡々とつづられていく映像が乗っかっている。これはもう、自分がもっとも見たい映像だったような気がしますね。
これひとつとっても、NHKは底力半端ねえなあと思う次第。
買いかぶりすぎですか? そうですか。

あとは、チバテレビでよく流れていた、
千葉モノレールの映像に陣内大蔵の「いと小さき君のために」を乗せたフィラーがすっごい好きでしたね。
フィラーだけずっと流れてるチャンネルがあったら、ほんとにずーっと見ている気がします。ははは。
posted by ツネヒサ at 01:50| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

神経質な猫

四月。
いやまさしく春。

このところ、久しぶりに見つけたCDをiTunesに放り込む作業をぽかんぽかんと思いつきでやっているのだが、これが自分の過去を遡っていくかのような錯覚を招いてくれるので、楽しくもあり、感傷にどっぷり浸かったりもする。

Nav Katze(ナーヴ・カッツェ)の『The Last Rose in Summer』を見つけた時も、まあそういう感覚がするすると記憶のどこかからいろんなものを引っこ抜いてきた。
このバンドについてはあまり多くを知らない。
遊佐未森のラジオにゲストで出演していた女性二人組のバンド。遊佐未森がコーラスで参加していたアルバム。
そんなきっかけで買った、というおぼろげな記憶があるのだが、久方ぶりに聞いてみたらいろいろな風景が鮮明な色彩とともに去来したので驚いた。

その硬質な幻想というべき美しい歌詞はもちろん、サウンドも他にはない、説明したくとも「黙って聞け」としかいいようのないものなので、やはり黙って聞いてもらうのが一番なのだが、肝心のNav Katzeはもう長い間活動を休止しているらしい。
アルバム『The Last Rose in Summer』のラストトラックは、アルバムタイトルでもある『名残の薔薇』。
これをエアチェックしたテープを繰り返し聞きながら、信州の凍えるような冬の夜の中で夏を想っていたこと。そんな過去の薄くぼんやりとした風景が、しかしはっきりと、夜の平野を遠く過ぎていく列車の灯りのように自分の脳裏を走り抜けていく。その灯りの中に、たしかな自分の足跡を見つけたような、そんな感覚。
自分の中に確かに刻まれている音。
懐かしい音。

たぶん、これが音楽なんだよなと想いながら、アルバムを発掘する日々。
次は……これだ。篠原美也子。
NAV KATZEの続き
posted by ツネヒサ at 02:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

宙を舞い地を這い天駆けろ!

二月の末日は、木場公園に行ってZINGAROを観てまいりました。
来日中の曲馬団の公演ですな。
『ZINGARO』とくれば、METROFARCEファンにとっちゃアルバム『LINBO島』収録のタイトルとしておなじみでございますがね、世間様的にはやはりこちらの方が有名。そりゃそうか。

『ZINGARO』とは“放浪の民”というような意味合いの言葉ですが、公演も放浪民族の音楽に乗せて、まさしく人馬一体の磨き抜かれた業が次々に繰り出されまして、目が回りながらも拍手喝采でありました。
馬と人の調和がとれた姿ってのはなんですな、やっぱり凜としているというか、もう単純に格好良いとしか云いようがない案配です。

鞍上と地面を行ったり来たりしながら、疾駆する馬とともに様々な体技を披露する男たち。
純白のドレスをまとって、馬を御す意志も高らかに美しく背筋をのばして疾走する女たち。
いやあ、ステキ。

乗馬なんてのは、たとえば日本であればかつて武士階級だけの文化、というより武芸として存在しただけですから、そう言う部分でもこういう欧米的な芸術には無条件にあこがれてしまうんかもしれませんな。
まあ、アジア的な「人と馬が一緒になって労働する」って風景も好きですけど。
ということで、チケット高いですけど、馬好きならおすすめです。
間近で疾走する馬が見られるだけでもボカぁ満足でした。

で、帰りに木場の一穂でねぎま鍋をいただいてから帰宅。
ねぎま鍋は今回はじめて食べましたが、本当に美味い。
またいきますよお。
posted by ツネヒサ at 23:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本当のキミを知りたいの

Perfume最高っすよ!

……いや、いまさらという感もありますが、ええ。
亀戸のサンストリートで昔たまに見かけてたあの三人が……りっぱになって……よよよ。
(最近、よよよって表現見ないですねそういや)
新譜も楽しみでございます。
51lBmvzfUSL._SL500_AA240_.jpg
ワンルーム・ディスコ(初回限定盤)








それはいいとして、今年も春が近づいて参りました。
去年の今ごろはフィンランドから帰国したというような時期でありまして、北欧の「美しすぎる国々」の神髄を堪能してたんですが、今年は仕事に追いまくられております。
で、三月の初旬といえばアレです。そう、ドラえもん。
今回もビシッと初日初回のチケット押さえましたよお。大学に入って上京した年から数えて、もう十四年ほどつづけてる、まあなんか個人的に一番大事なイベントでございます。
一九九五年三月の、藤子・F・不二雄先生最後の舞台挨拶を見てからずーっと、という感じです。先生が亡くなってからもう十三年か……早いですなあ。

ま、今回は『のび太の宇宙開拓史』です。
自分の大長編ドラベスト3にはいるこの作品がどんな新しい姿になっているのか、楽しみであります。
http://doraeiga.com/2009/index.html(公式サイトっす。音が出ますんでご注意を)
いやもう、クレムがねえ……藤子ヒロイン五傑ですね彼女は。
最後のシーンですべて持って行きます。小学生のときはしずちゃんなんかよりも断然彼女でしたね、ヒロインは。
そののち、リルルとかリームとか美夜子さんとか出てきて、お子様は始めて浮気という言葉の意味を……そんなわけないですね。

そんでは、また。


posted by ツネヒサ at 02:05| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

時の流れを止めて

仕事が終わって月曜早朝に帰宅。

iTMSに中島みゆきがラインナップされてたので、
『世情』をDL、聴く。

シュプレヒコールの波
通り過ぎてゆく
変わらない夢を
流れに求めて

時の流れを止めて
変わらない夢を
見たがる者たちと
戦うため


俺はいったいどっちだろう、と考え込む。
一日の始まりを迎えた人々の気配を、
窓の外に感じながら、
これから布団に潜り込みます。

……もうすぐ1年ですね、このブログ。
早いなあ。
更新ほとんどありませんが、
ネット上の知人たちへの生存報告みたいなモンですね、いまや。
あはは。

では、また。
posted by ツネヒサ at 06:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月07日

たまの更新がこれか

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060207k0000m010133000c.html

いやいや、あんたは馬鹿だよ。極めつけの(笑。
すげえなあ。
こんなのが国家の『顔』ですよ。
いやあ、マジで恥ずかしい(笑。
こんな馬鹿でもじいさんは吉田茂、高祖父は大久保利通。
遺伝子というものがただのコピーシステムじゃないってのを教えてくれますね。
生命の神秘。

あ。でもですね。
最近の一番の衝撃はリキボノスプラッシュ63。
これ→http://courage.chips.jp/gifimage/0122/bono.gif
曙はプロレスではほんとに輝いてるなあ……。

posted by ツネヒサ at 03:07| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

愛を求めて傷つくときは

a・chi-a・chiの『step』はねえ、もう死ぬほど名曲。
これ歌ってたのが高校生の時だってんだから……。

ということで、ええ、
なんか書きかけの文章やらなにやらを放置しつつ、
久しぶりにblogなど書いておりますよ。
明日には関東の平野部にも雪が降るなんつって、
おまえこの野郎、関東なんてほとんど平野じゃねえかよ。
でもまあ、あのだだっ広い平野部に降るってんなら、
けっこうな天気なんでしょうなあ。
起きられるかしら。

ま。
精神的に凹んだときに聴く曲というのはいろいろあるんですけど、
この『step』は別格かなあ。
『魔神英雄伝ワタル』っちゅーアニメの最初の主題歌で、
この歌あってこそのワタル、というくらいにイメージを決めちゃった曲。
a・chi-a・chiの声は色褪せねえなあ……。

アニメソングと聴くと、
自称一般人などは薄笑いしたり苦笑したりするモンですが、
80年代のそれは、「アニメソング」として、
そしてもちろん「音楽」として非常に洗練されたものが多い。
なんかね、いまはタイアップ全盛なわけですが、
正直いまの子供は不幸だなあ……とか、
余計なお世話って話ですが、そんな風に思ってます。
古今東西、物語に音楽は付き物ですが、
所詮タイアップは「おまけ」にしかなりえないわけですから。
物語を時には勇壮に、時には悲しく盛り上げる劇伴ではないわけ。

あー、またおっさんくさいことかいちまったなあ……。
あとふた月でいよいよ三十路です。
posted by ツネヒサ at 03:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月06日

あけましておめでとうございます

毎月更新に失敗!
……そう言う問題じゃないんですけど……。

東京もそこそこに寒い感じです。
posted by ツネヒサ at 00:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

空耳の丘

いやー、すっかり長い文章が書けなくなっております。

千葉ロッテマリーンズ優勝の記事は、
今週末の優勝パレードを見届けてからまとめたいと思います。
実は……いまだに実感がないんですよね。
こういった感覚は、時間がたつほど色濃くなってくるのかしらん、
なんて思ってますけど。

ということで、
ちょっとばかり時間ができたので、
家のPCにCDを片っ端からぶち込むという作業をしておりました。
まあ、それはいいとして、
久しぶりに掘り出してきたCDを聞く機会でもあったんですが、
データを取り込んでる間ずっと聞いていたのが遊佐未森でした。

遊佐未森という人の歌声を、
さらに言うなら「地図をください」という曲を初めて耳にしたのは、
僕が十四歳の頃でした。
シュワルツェネッガーが車を肩にかついで歩いてる、
あのカップヌードルのCMです。
「あー、変わった声のひとだなあ」
そんな曖昧な第一印象とともに、
ファーストコンタクトは終了。
何しろ中学生。ネットもない時代に、
あのCMの曲は誰がうたっとんのよ?
なんてことは調べようがない(と思っていた)わけです。

ところがまあ、世の中は上手くできているんですね。
「あのCMの曲、誰が歌ってんだろうなあ」
ある日、そんなことを考えながらつけたラジオから、
いきなり「あの曲」が流れるじゃないですか。
ひっくり返るほど驚いた僕は、
録音には成功したものの、肝心の歌手名を聞きそびれる始末。
慌てると判断力が減衰するのはいまに始まったことじゃないですが、
それにしても間の抜けた話で、
十四歳の僕に残されたものは、
冒頭数十秒分が欠けたエアチェックテープだけだったわけです。

それから数年して、
僕は大阪から長野へ引っ越し、
高校入学という人生の転機に突入していました。
相変わらずカセットテープには半端な音源しか残っておらず、
あの「変な声」の女性歌手が誰だかわからないまま。
いま考えると、
自分の周囲に漂ってる情報量は劇的なまでに少なかったんだなあ、
なんてな感慨もわいてきますが、
まあとにかくなーんにもわかんなかったわけです。
そしたら、ある日部活の先輩が言うわけですよ。
「やっとでたよユサミモリの新譜!」
「ユサミモリ? なんすかその変な名前」
そしたら先輩は僕の頭をひっぱたきながら言いましたね。
「昔カップヌードルのCMで歌流れてただろ」
「……もしかしてシュワルツェネッガーの?」
「そうだよ」
十分後、僕は先輩から、
なかば無理矢理CDを借り出す約束を取り付けたのでした。

まあ、世の中は上手くできてるわけですよホント。
僕が遊佐未森にたどり着いたとき、
彼女はすでに5枚のアルバムを発売済み。
思えば、ずいぶん出遅れた出逢いだったわけですが……

その後の話はまた明日。
posted by ツネヒサ at 03:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

帰ってきた

……終わったかな?

とりあえず、後は年末進行を乗りこなすだけ。
あ、今月はもう一山あったかな?

まあ、なんとなく無事に新年を迎えられそうです。
posted by ツネヒサ at 03:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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