2009年05月30日

地球、宇宙、現在、過去、未来。

 ということで、菅野よう子の自選ベストアルバム『SPACE BIO CHARGE』の知ったかぶったレビューみたいなものを書いてるわけですが、なんですか、【DISC1】だけで三日かかってますよあなた。
しかも、【DISC3】の『笑ってた』のあまりの神曲ぶりに打ちのめされてますよ。音源化されてホントに良かった……。

 んでは、自分の備忘録も兼ねて【DISC2】の初出紹介などを以下に。

『SPACE BIO CHARGE』【DISC2】

1.MOON(eco.size)
 :『∀ガンダム オリジナル・サウンドトラック1』
たぶん、これが『∀ガンダム』のアンセムってことになるだろう。アンセム。ちょっと違うか。祝い歌。作品を象徴する音。Gabriela Robinの声で、どこの言語でもない造語で歌われる、遙か遠未来の世界の物語を、そこに生きる人々を祝福する荘厳な歌。富野監督が詞をつけたバージョンは『月の繭』として、奥井亜紀のヴォーカルでEDテーマにもなっております。こちらもまた、遠未来に生きたロランたちと、現在に生きる我々を結びつけるかのような祝福の歌。

2.high spirit
 :『創聖のアクエリオン O.S.T.』
菅野よう子の楽曲から強く喚起されるイメージの一つが「飛翔」。これもそのイメージを頭蓋骨内に反響させまくる一曲。アクエリオンの飛行シーンに使われてたような気がするけど、なにしろあの作品は映像自体のインパクトがハンパ無かったす。河森さんすごすぎ。

3.約束はいらない(eco.size) song by 坂本真綾
 :『THE VISION OF ESCAFLOWNE O.S.T』
坂本真綾のデビュー曲ともなった、アニメ『天空のエスカフローネ』のOPテーマ。こんなジェットコースターのように転調しまくる曲を伸びやかに歌いこなす16歳にあっさり打ちのめされた記憶が。そしてその後はご存じの通り、声優という枠を飛び越えて、素晴らしい歌手の一人として活躍中。今回のバージョンはeco.sizeなので、オリジナルよりも30秒ほど短くなっております。というか、いつ聴いてもホントにすげえ曲だ。

4.Be Human song by Scott Matthew
 :『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX〜be Human』
『攻殻機動隊S.A.C.』の影の主人公(たち)であるタチコマを主役に据えたコンセプトアルバム。そのファーストトラックがこれ。ただのAIから、ゴーストを獲得した(かに見える)タチコマたちの心情を綴った一曲……ヤバいんすよ、泣けて仕方がない。バトーの為に身を挺して散った1stシリーズとか、あれはとても卑怯な演出だったぞチクショー(全力で賞賛)。『攻殻機動隊S.A.C.』が持つテーマ、「人の意識って結局、なに?」という部分においては、タチコマが真の主人公なんだよなー、と勝手におもっとります。

5.GET9(eco.size) song by Jillmax
 :『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.2』
『攻殻機動隊S.A.C.』地上波放映時のOPテーマ。とりあえずHIPHOPすよHIPHOP!(よくわかってない人) でも格好いいんだよなあ。『攻殻機動隊S.A.C.』は、音によって作品イメージを固定化しないのがすげえなあとおもっとります。ロシア語だったりイタリア語だったり英語だったり。曲のジャンルをがらりと変えても、それが浮くってことが無いのもすごい。打ち込みバリバリの『player』や『inner universe』があるかと思えば『living inside the shell』や『i do』のようにミドルテンポなじっくり聴かせる曲もあって、そんでもってこの『GET9』とかね。これを使いこなしちゃった神山監督もスゲーっすホント。


……いろいろ聴き直したりしてるからちーとも進まん!
また次号!

posted by ツネヒサ at 02:57| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

SPACE BIO CHARGE

ということで、無事に菅野よう子のベストアルバムを入手ー。

菅野よう子は超すげーイカした作曲家というよりも、日本最強のアレンジャーであると思っております。その懐の深さ、広さはホントに尋常じゃない。
「どっかで聴いたことのあるフレーズ」だろうがなんだろうが、すべてを噛み砕いて飲み込んで、求められる音楽としてきっちり再構築して送り込んでくる。
スゲーっすよ。おそろしい人だぜ。
少佐じゃないけど、「エスパーよりも貴重な才能」って奴。

で、肝心の『SPACE BIO CHARGE』ですが、選曲も有名どころから渋めなところまで幅広く。個人的にはSteave Conte(CROWN JEWELS、THE CONTESのヴォーカル&ギターな人)がボーカルを取っている曲が少なかったのがちょい残念。だかしかし、これまで菅野よう子が関わった作品群からうまいこと持ってきてらっしゃる! 素敵なセレクトです。やべえです。収録漏れした曲を考えると、ACT.2とかも楽勝で行けるぜ!
たのむぜFlying Dog!

space bio charge.jpg
YOKO KANNO SEATBELTS
来地球記念コレクションアルバム「スペース バイオチャージ」

とりあえず、インナーに収録曲の初出などの情報が気持ちよく全カットされていたので(わはは)、自分の備忘録もかねていかに。

『スペース バイオチャージ』
【DISC1】

1.Fly up in the air(eco.size)
 :『MACROSS PLUS ORIGINAL SOUNDTRACK PLUS - for fans only』
たぶん『O.S.T』ではなく、こっちのアルバムのVerではなかろうか。『マクロスプラス』を代表する名曲。

2.Tank!(TV stretch)
 :『COWBOY BEBOP SOUNDTRACK 1』
『カウボーイビバップ』を見たことはなくても、この曲を聴いたことがあるという人は多いはず。あちらこちらで便利なBGMとして使い倒されてしまっている、OPテーマとして使用された名曲。

3.荒野のヒース song by AKINO
 :『創世のアクエリオン オリジナルサウンドトラック』
アクエリオンはパチンコオリジナルじゃねえ!と説明するのに疲れていたあの頃。それはともかく、AKINOのすげえ歌唱力を堪能できるマジ逸品。第14話のEDとして使用。

4.トルキア(eco.size) song by Gabriela Robin
 :『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.3』
変態的名曲がズラーッとならぶ『攻殻機動隊S.A.C』の楽曲の中でも、個人的に一、二位を争う曲。収録されてシビレすぎて漏らしそう。サンプリングとかどうやって持ってくるんだろう。この1トラックは神。……で、結局Gabriela Robinは誰なんでしょう?

5.WHAT PLANET IS THIS.
 :『COWBOY BEBOP -Knockin' on heaven's door-Ask DNA』
劇場版『カウボーイビバップ』からの一曲。ライヴ版聴くと、野太い声で「ワップラネッ! イズディス!」って声が響きまくってて最高です。

6.ハイヒールラナウェイ(eco.size)
 :『DARKER THAN BLACK-黒の契約者- O.S.T』
アニメ『DARKER THAN BLACK』のサントラから。飛び飛びに見てたからちーっとも音楽覚えてません! しかしこの人の引き出しはいくつあるんだ。しかも数だけじゃなくて奥が深い……。

7.Ask DNA(eco.size) song by ラジュ・ラマーヤ
 :『COWBOY BEBOP -Knockin' on heaven's door-Ask DNA』
劇場版『カウボーイビバップ』のOPを飾った名曲。ダルダルな感じが、映像にドハマリしてて最高でした。あのOPはすごいわ。

8.Could you bite the hand? song by Steave Conte
 :『WOLF'S RAIN O.S.T』
菅野作品に欠かせないSteave Conteがヴォーカルをとっております。『WOLF'S RAIN』のOP『stray』も格好良かったなあ……。ちなみにSteave Conteのサイトはこちら。しかしyoutubeなんかを見ると、海外では『WOLF'S RAIN』は結構ウケが良いようですな。

9.player(eco.size) song by Origa with heartsdales
 :『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society O.S.T』
Steave Conte、Gabriela Robinと並ぶ菅野三大ヴォーカリスト、Origaがヴォーカルをとる『攻殻機動隊S.A.C S.S.S』のOPテーマ。なにしろ歌詞がロシア語である事による異質感が素敵。菅野×Origaといえば、一番衝撃を受けたのがJR東海のCMソング(『21世紀が、のぞみました』篇。grand funcのサイトでまだ聴けるはず。)だったんですが、それ以来この二人にはやられっぱなし。

10.Power Of The Light(eco.size)
 :『ブレンパワード オリジナルサウンドトラック』
アニメ『ブレンパワード』の世界に一気に引きずり込むような、サントラでもファーストトラックに収まっていた曲。菅野よう子の生み出す劇伴は、その映像世界に有無を云わさず、しかししなやかに引きずり込んでいく優雅さと力強さがある。それを思い知らせるマスターピース。

11.限りなき旅路 song by 奥井亜紀
 :『∀ガンダム オリジナル・サウンドトラック3 COCOA』
なんと言えばいいのか、富野監督自ら『機動戦士ガンダム』を乗り越えたというか、呪縛から解き放たれたように作り上げた大傑作『∀ガンダム』。個人的にはこれこそが『ガンダム』というシリーズを作り続けてきた理由にすらなるんじゃないかという……監督に殴られますね、ははは。その掉尾を飾ったEDテーマがこの曲。『月の繭』からこの曲に到る、最終話のラストシークエンスは、いつ見てもやばいくらいに沁みます。物語の最後を飾ると云うことはこういう事なんだなと。ソシエの涙と叫びのシーンは屈指の名シーン。いやまあ、バックに流れてるのは『月の繭』なんですけどね。

12.DANCE OF CURSE(eco.size)
 :『THE VISION OF ESCAFLOWNE O.S.T』
菅野よう子ファン(と坂本真綾ファン)を急増させたアニメ『天空のエスカフローネ』からのセレクトはこれ。さすがです菅野さん。「エスカッ! フロッネッ!」と作品タイトルをコーラスが連呼。ストリングスの緊張感あふれる冒頭から、打楽器ドカドカでガックンガックン盛り上げていく最強の劇伴。これをバックに巨大なガイメレフが剣を打ち合う戦闘シーンと併せて、視聴者を軽々と異世界にぶん投げてしまう恐るべき逸品。

13.Genesis Of Aquarion song by AKINO
 :『創世のアクエリオン オリジナルサウンドトラック2』
アニメ『創世のアクエリオン』の最終回で使用された挿入曲。一躍有名になったOP『創世のアクエリオン』を含みながら、河森節大炸裂のあの神話的最終回にドはまりのアレンジが施されとります。AKINOの兄妹ユニットであるbless4の歌声を堪能するのみ。最高。

14.Lithium Flower song by Scott Matthew
 :『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.』
オーストラリア出身のヴォーカリスト、Scott Matthewがヴォーカルを取っております。Steave Conteといい、イイ男連れてくるなあ。『攻殻機動隊S.A.C.』のEDテーマ。歌詞を見れば一目瞭然ですが、公安9課の少佐こと、草薙素子大礼賛ソングでございます。内容には全く同意だ!

15.Shiro, Long Tail's
 :『WOLF'S RAIN O.S.T.2』
『WOLF'S RAIN』の劇伴。O.S.T.1に収録されていた『シロ』のロングバージョン。悲劇的な何かを予感させながら、それでも突き進んでいく物語そのものが、この三分強の短い時間のなかにある……と思うんだけど、どうすかね? 割と流しながら見ていたアニメなのに、たとえばこの曲を聴けば、キバの疾駆する映像が頭にフラッシュバックするわけですよ。どんだけ強烈に刷り込まれてるんだろう。有能な映像作家と彼女が組めば当然の結果なのかもしれんけども。

16.inner universe(eco.size) song by Origa
 :『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.』
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』CS放送時のOPテーマ。地上波だと『GET9』が流れてましたな。ヴォーカルはOrigaで、一部英語以外はやはりロシア語の歌詞。押井版『攻殻機動隊』では、川井憲次による「アジア的無国籍」なサウンドが世界観に濃厚な色づけをしておりましたが、この『攻殻S.A.C.』では、この曲が持つ空気が、押井版との違いを決定的にした気がする次第。

17.ライオン song by May'n 中島愛
 :『マクロスF VOCAL COLLECTION「娘たま♀」』
もはや何をかいわんや。菅野よう子の「若く有能な女性ヴォーカリストを鬼のような曲で鍛え上げる」プロデューサーとしての恐ろしさも炸裂した『マクロスF』、後期OPテーマ。音楽と空間ドッグファイトという二律背反なテーマに果敢に挑みつづける『マクロス』シリーズでも屈指の歌姫、May'nと中島愛のツインヴォーカルであります。飯島真理にはまだまだ届かんが! でもこの曲を聴くと人生前のめりになれます。名曲過ぎるわ。

18.地球共鳴
 :『アルジュナ into the another world』
河森正治監督のアニメ『地球少女アルジュナ』より劇伴。どこかアディエマスを思わせるスケールのでかい一曲。しかし、聴いた瞬間に「ああ、菅野さんだ」とわかるってやっぱすごいことだよな……。アニメ自体は超実験的な作品で、自分の周囲でも高評価というわけではない。しかし! 主題歌が坂本真綾の『マメシバ』であったり、劇伴音楽は相変わらず高レベルを維持。

19.ラクエン〜secret garden
 :『WOLF'S RAIN O.S.T.2』
『WOLF'S RAIN』より。シークレットトラック。菅野サウンドのハンパないところは、映像とのリンクの強さもそうだが(これは音響監督や監督自身のセンスも重要だけど)、サントラを聴いているだけでも脳内で勝手に物語が動き出す、というところだろう。アニメ自体を見ていなくとも、サントラを聴くと、驚くほど明確にさまざまな物語が浮かんでくる。もちろん、映像を見た上で聴くとその効果は十倍とか百倍にもなるんだが、音楽自体に「物語」が仕込まれてるんだもんなあ。それ故に、意外に起用する方も腰が引けちゃうって事もあるんじゃないか知らん。


以上、ようやくDISC1終了!
長い!
あと2枚!


今日も疲れた! また次!
posted by ツネヒサ at 02:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

夕陽を背に受けて帰っておいで

出ます。
もっとも待ち望んでいたといっても良い本が。
藤子・F・不二雄全集。
公式サイトは以下。
ついに詳細な情報が掲載されはじめました。
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/index.html

これはほんとにヤバい。
ヤバいくらいにすごい。
小学館お得意の言葉狩りは今回もたぶん炸裂するでしょうが、それはもうあきらめた。
とにかく、最後まで突っ走って欲しい。
第1期33冊に収録される作品はスタンダードな代表作ばかり。
ジャングル黒ベエ復活とかどんな奇跡だよ!
チンプイもTPぼんも第2期以降かよ!
とか、一人で興奮してます。収まりません。
国際オバケ連合の話はちゃんと収録されるのかなあ……。

藤子・F・不二雄先生の作品が我が血肉といっても過言ではない僕ですが、とりあえずこのために本棚をひとつ新調するつもり。棺桶にも入れて欲しいわほんとに。
もう、二度とこんな本は作れん!というくらいに、小学館の維持とプライドを全部ぶっつけて欲しいです。全部受け止めてやる!
posted by ツネヒサ at 02:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

夢の国はもう守れない

歴史という奴は実に厄介で、特定の目的をもって用いようとする人間に、大変便利な道具として扱われる危険も孕んだ代物でございます。
たとえとして持ち出すには低レベルすぎますが、あまりの妄念妄執ぶりに防衛庁を追放された元司令官が、いまだに“思いこみだけで成り立っている、歪んだ劣等感が生み出した特異な世界観”をもとに講演を繰り返し、それに熱心にうなずいてる自称保守な馬鹿論客を見てると、その辺はよくわかっていただけるかと思います(まあ、あの手合いが「歴史」と称するものは、ほとんどが牽強付会の果てに生まれたただの都市伝説的な神話ですが)。
大抵どの国でも、「自尊心に欠けた」歴史記述に対してヒステリックな対応を示す人々は少なからずおりまして、彼ら個人のささやかな自尊心を満足させるまで延々と「改変」を要求するわけですな。
こういう点だけを見ても、大変にめんどくさい立場に置かれる事が多い学問であります。
そもそも、歴史学とは何か、ということを義務教育ではなにひとつ教えていないことが、「歴史」と「神話」の区別もつかない自称「歴史研究者」を生む土壌なんだろうなあと勝手に思っております。

とはいえ、人類の足跡を記録するという気の遠くなるような作業を誰かさんがはじめて以来、人類の歴史にはさまざまな人間たちが現れては消え現れては消え、名前を残していっております。だいたい歴史書に名前を残すような人間は、万国吃驚ショウなみの奇人変人の群れでありまして、我々のような名も無き庶民はその足元にごろごろと転がされているんでありますが、そんな庶民はやはり英雄にあこがれるわけであります。

たとえば酒井玄蕃。
たとえば王琳。
たとえば洗氏。
たとえば石田三成。
たとえば平塚為広。
たとえばマクシミリアン1世とマリー。
たとえば黒太子エドワード。
たとえば鄭和。
たとえばクビライ。

たとえば、こんなところが気になってしょうがない。
それぞれが特徴的な時代を代表する(と思っている)人物ばかりで、もうほんとに魅力的な人生を送っている。この人々の来し方、そしてその生涯の際までがすべて物語であり、我々と同じく、時代の中で自分の場所で戦って去っていった偉大な先人であります。ま、それはこの地球上に生まれて死んでいたおおかたの人間がそうなんですけどね(勿論そうでない連中も……いや、ある意味そうなのか)。
こういう人々が残していった言動から、妄想的に物語を考えるのがとても好き。僕はそういう人間でありまして、現代的な意味での歴史学にはむしろほとんど興味がないという(ひどいな)、まあそんな感じのスタンスであります。

長々と書きましたが、まあなにが云いたいかと云えば、ビジネス書で歴史を読むのはやめましょうね、ということで。ぜーんぜんなにがなんだかよくわかりませんね。ははは。

あ。記事のタイトルは内容と何も関係ございませんよ。
Nav Katze『Never Not』の歌詞からの引用です。
いやー、良い曲。
posted by ツネヒサ at 01:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

うねる、うねる

渡辺等のベースはすごいなあ、といつも思う。
なにしろ聴いて一発でわかる。
ほかにそういうベーシストといったら、バカボン鈴木のすこーんとしためっちゃ格好いいプレイくらいなもんで、渡辺等のベースはなんというか、「うねる」感じ。
この二人は自分の中では別格です。
まあ、なぜか好きなミュージシャンのサポートに、この二人がよく入っているってことなんですけどねー。そりゃ、たくさん聴いていればいやでも特徴覚えますわな。わはは。
でも、たとえば坂本真綾の『マメシバ』のサビからアウトロにかけて、ほんとにどこまでも果てしなくうねって去っていく渡辺氏のベースラインは、もう死ぬほど格好いい。
新居昭乃『ソラノスフィア』でも披露してます。
今度の遊佐未森の新譜『銀河手帖』にはサウンドプロデューサーとして参加してるみたいだし、その辺もすっげえ楽しみですなー。

銀河手帖.jpg
遊佐未森『銀河手帖』 6/3out ヤマハミュージックコミュニケーションズ

渡辺等氏のサイトはこちら
posted by ツネヒサ at 02:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

空、その向こう

新居昭乃の4年ぶりのオリジナルアルバム『ソラノスフィア』が発売……されているのをすっかり忘れてたよ! といいうことであわてて買い求め、聴いてます。

sora no sphere.jpg
新居昭乃『ソラノスフィア』 flying DOG

相変わらず、唯一無二、です。
ウィスパーボイスに近い、風に吹き消されそうな、それでいて明晰なその美しい声は、人間の声そのものも楽器であることをあらためて思い起こさせる力がある。素敵です。
新居昭乃という人を知ったのは、やっぱりこれもラジオで、文化放送でやってた『ぼくの地球を守って』のラジオ番組。新居昭乃が、ラジオドラマの主題歌を歌ってたんですな。『三日月の寝台』だったかな?
OVAの方は、菅野よう子作曲でSEIKAが歌う、アニメ主題歌中のマスターピースのひとつ、『時の記憶』が主題歌でしたが、新居昭乃も結構な数のイメージソングを歌っていて、別段『ぼく地球』が好きだった訳じゃないんですが、音楽はとにかくどれも印象に残って。
あの頃は、アニラジがだんだん週末深夜のおなじみとして流行りだしていたんですが、同時期の番組のなかでも、とにかくこの番組で流れる音楽は抜群でした。
それに、菅野よう子がアニメがらみの仕事を本格的にはじめたのもこのあたりであるので、僕の年代だとこのあたりがきっかけでファンになった人間も多い気がしますなあ。まあ、僕の場合は光栄の『信長の野望』なんかの一連のゲームで既に菅野よう子にノックアウトされてたんですが。

で、『ぼくの地球を守って』のラジオ放送が93年。すでに16年……気が遠くなりますね。受験生のくせに、要らん知識だけは蓄えていたんだねえ、とか、いやいや要らんことあるかアホウ、とか、いまの自分の半分しか生きていないあのガキンチョにもう一度会ってみたいですね。たぶんろくな会話にはならないでしょうけどね。ははは。

1993年。2009年。
その間にまあいろいろあり、いまこうしてPCにデータを放り込んで深夜に新譜を聴いている。
悪くはない、どころじゃなくて、新居昭乃の曲を聴けるこの幸福。
最高です。うん。最高。
posted by ツネヒサ at 02:17| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

キミの声が聞こえるように

日曜も仕事だった。以上日記終了。

ということで、まあこのブログのネタの半分くらいはなぜか音楽がらみのネタが多いです。べつだん音楽評論家を気取ってるわけでもないのですが、キホン的に素人が痛々しいこと語ってるなあというスタンスでお読みいただければ幸い。

で。こないだ篠原美也子の「ひとり」を聴いて、はてどこではじめて聴いたんだっけと記憶を探ったら、たぶんあれ、ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンで流れてたんだと思い当たる。
聴いたのは春の中間テストの勉強中だったか、そのあたりですな。なにしろあの歌詞なので、まあなんちゅう重い曲をかけてくれやがるんだと思ったもんですが、三十代になって聴いたらほんとに沁みて困るわけ。わはは。
でも、よくよく考えたらいま家にあるCDの幾割かは、ラジオの深夜放送で聴いて気になったミュージシャンのものなんですな。テレビの音楽番組で、っていうのはほとんど無いわけ。もうこの頃からメジャー路線に背を向けてたわけですな。
しかしまあ、地方の高校生のつねというか、速報性の高いメディアといえばテレビとラジオというころに育ち、「テレビは一人一台」なんて夢じゃんね?という家庭であれば、まあ勉強のお供は深夜ラジオでございまして、連日よく聴いていたなあと。
JFN系の夜7時からやっていた1時間のリクエスト番組はエアチェックしまくってたし、NHK-FMの夜9時からの帯番組と22:45からの『青春アドベンチャー』は、それこそあの頃の人生の一部を形作ってるわけで、まさしく十代後半から二十代前半までは、人生のラジオデイズと呼ぶにふさわしい頃だった気がします。
たとえば、大江千里が名曲「秋唄」で
秋よ秋の秋みだれし日
冷たいコーヒー鼻にしみて
テストの時期にかぎっていつも
夜明けまでラジオをきいてます

と歌っておりますが、これなんかは個人的経験にドンピシャなのでもう辛抱たまらんですね。まあ、さすがに夜明けまで勉強はしてませんでしたが。一夜漬け以外の時は。ははは。

ラジオのことについて語り出すと、それはある意味人生の半分以上を掘り起こす作業になるんだよなあ、とぼんやり考えながら、今日は〆。
posted by ツネヒサ at 02:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月08日

じつは一番よく見ているテレビ番組、かもしれない。

ここ最近、昔ほどにはテレビを見なくなって、
でも昔だったら絶対に見なかった番組を見るようになりましたな。
それは、真夜中、いや朝方に流れているフィラー。
番組ではないですね。
穴埋め用のイメージ映像といいますか。
テレビ朝日なんかは数年前までは、
日曜深夜に放送が終了すると、
六本木あたりのお天気カメラの映像をダラーっと流したりしておりまして、それをこちらもダラーっと見ているというなんとも心地の良い時間を過ごしておりました。
フジテレビは夜のお台場の風景に尾崎豊の「I Love You」を乗せて流してたり(これがまたドンピシャに曲にあった映像で)。

でも、一番好きだったのはこれかなあ。



以前このブログでも書いた気がしますが。
この傑作カバーに、東京の日常が淡々とつづられていく映像が乗っかっている。これはもう、自分がもっとも見たい映像だったような気がしますね。
これひとつとっても、NHKは底力半端ねえなあと思う次第。
買いかぶりすぎですか? そうですか。

あとは、チバテレビでよく流れていた、
千葉モノレールの映像に陣内大蔵の「いと小さき君のために」を乗せたフィラーがすっごい好きでしたね。
フィラーだけずっと流れてるチャンネルがあったら、ほんとにずーっと見ている気がします。ははは。
posted by ツネヒサ at 01:50| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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