2005年06月21日

さよならだけが人生だ

先週の木曜の晩、実家の愛犬が急死しました。
享年14歳。
人間の年齢に換算すると、だいたい80〜90歳ということらしくて、
それを考えると彼女は天寿を全うした、ということでしょうか。

朝から調子が悪そうで、
晩にそのまま息を引き取ったそうです。
ここ数年、後ろ足の力がなくなったりしていて、
すっかり年をとったなあと思ってはいたんですが、
こんなにはやくお別れする日が来るなんて思ってもおらず、
知らせを聞いたあとは職場でしばらく放心状態でした。

彼女がウチにやってきたのは十四年前、
秋もだんだん深まってきた頃でした。
生まれてヒト月ほどの柴犬で、
元気があまりまくって家の庭中をいつも走り回っているような子でした。
鼻面が少し黒くて、
いつも眠そうな目をしてたのを覚えてます。

散歩の途中で雪に埋まって見えなくなったり、
散歩の途中で逃げ出して近所中を探し回ったり、
散歩の途中で蛇をつかまえて大騒ぎしたり……。

初めて子供を産んだときは、
彼女も育て方が良く分かっておらず、
子犬と一緒にダンボールに入れて僕の部屋で一晩明かしたりしました。
心細そうな顔をしてた彼女が、
一晩のうちにだんだんお母さんの顔になっていくのがとても頼もしかったです。

土曜日に帰省して、
彼女のお墓にお参りしてきました。
いつも彼女が尻尾を振っていた場所には、からっぽの小屋だけが残っていて、
お墓は庭の赤松の根本にこしらえられていました。

彼女は、僕の家で暮らして幸せだったのかなあ、
と考えています。
もっと、たくさん散歩に行ってあげれば良かった。
もっと一緒に走り回ったり、
裏山に登って寝ころんだりしたかった。


さよなら。
たぶん、あと何年かもすれば僕も同じところへいけると思うから、
そのときはまた一緒に遊ぼう。
さよなら、またね。
posted by ツネヒサ at 03:06| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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